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日本聖公会 京都教区における 児童への性的虐待事件

被害者側代理人 公式ページ

http://www.m-fumio.com/

司祭による児童虐待事件の速やかな解決を!





奈良市 登大路 (学)親愛学園 親愛幼稚園

京都市 左京区 (学)聖光学園 聖光幼稚園の問題


両方とも、聖公会系列の幼稚園です。 聖公会ドメイン内に別のサイトがあります。
ここでは幼稚園の理事会の問題を指摘します。

(学)親愛幼稚園 前園長、古賀久幸氏、
児童虐待をしていた聖光幼稚園(京都市)元園長を擁護、
事件の隠蔽と、被害者攻撃に協力。


         未だ罪を認めず。教会も反省なし。
   古賀久幸・親愛幼稚園前園長は、子供を預かる立場の者として、神の道を教える牧師として、やってはならないことをしました。子供に対する性的虐待は再犯の可能性が高く、もし発覚したら子供に関わる職場に絶対置いてはならないことは言うまでもありません。
 しかし、聖公会 京都教区は子供の安全に関する認識が非常に甘い。
 事件発覚時に加害者が勤務していた聖公会系列の聖光幼稚園(京都)は裁判のことが噂になると、高裁 敗訴直後 に賠償金相当額の退職金(裁判費用と合計して700万円)を渡し、加害者を金沢の教会に逃がしています。
 なぜ退職金を渡したのかという毎日新聞の記者の取材に対し、京都の聖光幼稚園は次のように説明しています。
「わいせつ行為は園に来る前の話で、退職前に発覚しても懲戒免職にはできなかった」
(毎日新聞2008年7月18日 夕刊)。

 児童に性的虐待をしていた過去が発覚しても、園長を辞めさせることは出来ないと言っているのです。
加害者の自白を聞いた理事が複数いたのに、裁判中の4年間も園長を続けさせていました。
 虐待被害の訴えを直接受け、証拠を握っていた武藤六治主教は、教会の最高責任者であり、かつ幼稚園の理事でした。
原田文雄氏は聖光教会でも一度罪を認め、牧師を辞めると宣言して引っ越しまでしたのに、幼稚園の理事たち(聖光教会のメンバー)は、原田氏の自白撤回を追及もせず、武藤氏に至っては園長復帰に関して説明を拒否、部下の原田氏を擁護しました。


 聖公会 京都教区の教会関係者が幼児教育に関わることについて、わたくしは深い憂慮を表明いたします。


注記)
2001年当時の組織図(教会本部と聖光幼稚園の関係)
組織図
 聖光幼稚園の「寄附行為」(いわゆる定款、基本規則)によれば、
京都教区の最高責任者は自動的に幼稚園の理事に任命されます。
 2001年当時も、教区の最高責任者は確かに理事会に加わっておりました。
 また当時、教区最高責任者は園長に対する実質的な人事権を持っていました。
 学園の人事は理事会の決議事項ですが、園長は聖光教会の牧師と兼務となっており、
牧師の解任は園長の解任と同義でした。
 従って、教会(聖公会京都教区)は、園長の児童虐待の証拠をつかんだ上で、
2005年まで園長職に留任させたことになります。


毎日新聞の当該記事画像

幼稚園の弁護士からの通達
  (学園が問題を認める気は全くないらしいので、このページを作りました。 2008.11.4)
弁護士へのご返事fax

 京都教区の教会は、たいてい幼稚園が付属しています。
教会が幼稚園を経営するのは、子どもや保護者に対しての伝道と、教会の財政基盤確保のためと考えられています。
 教会に親しみをもってもらい、日曜学校にも来てもらおうということです。
 わたくしは、子どもに対して宗教的情操教育をするのは否定しない。
しかし、「君たち子どもは神に愛されており、大事に思われている」などと、どの口が言うのか?
 京都の聖光教会は牧師給を全く払っておらず、(2008年現在) 園長給をあてにして教会運営をしています。
幼稚園会計から教会施設への流用もしており、(毎日新聞記事 2009年5月14日)
上の記事の他、480万円の流用を指摘されています。
これでも汚職者が掃除されて、綺麗になってきたのです。
 幼稚園のことは、牧師の給料を払ってくれる財布としか考えていません。もともと教会の体質が悪いと考えます。
聖職は寄進で生活するか、自分で稼ぐかするべきです。
 専門性がなく、使命感も無い仕事で、金だけもらっていれば根性が曲がってきます。
聖公会の規則通りに、(法規第173条)信者の献金で生活すべきです。
 幼稚園を奉仕の対象ではなく、金蔓だと思っているから、子どもに対する使命感は失われ、
子どもの安全という最重要の問題が忘れられるのです。


以下の配布物の文章をまとめました。
京都市にて配布したビラ(約20部)
奈良市にて配布したビラ(7000部)

文責: 聖公会 横浜教区 司祭 鎌田雄輝 (休職中)



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